Astra の数値は OpenAI 公表値(2026年9月時点)

GPT-6 Astra のデータは OpenAI の 2026年9月3日発表およびモデルドキュメント由来(ベンダー公表値で、第三者検証はまだ不十分)。Fable 5.1 の価格・スペックは Anthropic 公表値で、当サイトは 2026-09-02 に確認しました。

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GPT-6 Astra vs Fable 5.1 · 2026年9月

GPT-6 Astra 対 Claude Fable 5.1

OpenAI のコンピュータ操作特化フラッグシップと、Anthropic のコーディング特化フラッグシップ。定価は同じでも課金の挙動はまったく別物です。スペック・ベンダー公表のベンチマーク・選び方をまとめました。

TL;DR(結論を先に)

両フラッグシップとも定価は 100万トークンあたり $10/$50(2026年9月時点)。GPT-6 Astra は OpenAI 自社の computer-use・エージェント系ベンチマークでリード(Terminal-Bench Science 64.6% 対 52.6%、ベンダー測定)し、コンテキストは 1.05M。ただし入力 272K トークンを超えるリクエストは全体が入力 2 倍・出力 1.5 倍で課金されます。Claude Fable 5.1 はどのコンテキスト長でも定率で、公表済み最強のコーディングスコア(SWE-bench Verified 87.7%、Astra は公表値なし)が武器です。

スペック早見表

Astra は OpenAI の 2026年9月時点の定価、Fable 5.1 は Anthropic の 2026年9月2日リリースの公表価格です。

スペックGPT-6 AstraClaude Fable 5.1
モデル IDgpt-6-astraclaude-fable-5-1-20260902
リリース2026年9月3日2026年9月2日
入力価格(100万トークンあたり)$10.00$10.00
出力価格(100万トークンあたり)$50.00$50.00
長文コンテキストの課金入力 272K 超で入力 2 倍 / 出力 1.5 倍コンテキスト長に関係なく定率
コンテキストウィンドウ1.05M1M
最大出力128K128K
コンピュータ操作(Computer use)専用設計(computer-use ファースト)高い(API の computer-use ツール)
拡張思考xhigh・max を含む effort 段階適応型バジェット + effort 段階
データ保持対象 API 顧客はゼロ保持(ZDR)利用可30日間の必須保持

表定価は同一。差が出るのはスケール時です。Astra は入力 272K トークン超のリクエストで全体が入力 2 倍・出力 1.5 倍。Fable 5.1 はコンテキスト長に関係なく $10/$50 の定率です。

ベンチマーク比較——多くはベンダー公表値

OpenAI は Terminal-Bench で両モデルを同じ土俵で測定。SWE-bench と OSWorld の行は各ベンダー別々の数字で、直接比較できません。

スペックGPT-6 AstraClaude Fable 5.1
SWE-bench Verified未公表87.7%
Terminal-Bench 4.057.9%55.8%
Terminal-Bench Science 0.164.6%52.6%
BenchCAD95.9%84.3%
OSWorld(注記参照)72.6%89.6%

出典:Terminal-Bench 4.0・Terminal-Bench Science 0.1・BenchCAD は OpenAI 自社ハーネスによる測定(2026年9月)。Fable 5.1 の SWE-bench Verified 87.7% は Anthropic 公表値(2026年9月2日リリース)。OpenAI は Astra の SWE-bench Verified スコアを公表していません。OSWorld の行は版が異なります(Anthropic 提出の Fable 5.1 は 89.6%、OpenAI の OSWorld V2-Offline での Astra は 72.6%)。参考程度に。第三者分析(MindStudio)は「Astra が全方位で上回るわけではない」と結論づけています。

どっちを選ぶべきか

同じ値段でも別物のマシン。ワークロードで選びましょう。

  • 自律型コンピュータ操作エージェントが必要

    Astra は OpenAI の computer-use ファースト旗艦です。computer-use・shell・ブラウザツールを内蔵し、Agents' Last Exam は 59.3%(ベンダー測定)。Fable 5.1 も API の computer-use ツールで戦えますが、Astra は専用設計です。

  • 検証済みのコーディング性能が欲しい

    Fable 5.1 の SWE-bench Verified 87.7% は両者で公表されている最強のコーディングスコア。OpenAI は Astra の SWE-bench スコアを公表しておらず、Terminal-Bench のリード(57.9% 対 55.8%)も自社ハーネスによるものです。

  • 100万トークン級の入力を日常的に処理する

    Astra の 1.05M は Fable 5.1 の 1M を名目上上回りますが、入力 272K トークンを超えるとリクエスト全体が入力 2 倍・出力 1.5 倍。長文ドキュメント処理では、Fable 5.1 の定率のほうが総コストで勝つことが多いです。

  • 入力 272K 未満でのコスト比較

    割増が効かない範囲ではコストは同等です。定価 $10/$50、キャッシュヒット $1.00、バッチ 50% オフ。既存のトークン計算はそのまま流用できます——コスト計算ツールで試してみてください。

  • セキュリティ研究に近い仕事をしている(またはそう見える)

    Astra は OpenAI 初のサイバー領域 Critical 到達モデルです。標準アクセスは高度なエクスプロイト作業を拒否し、API の安全チェックがタスクを途中で止めることも。対象機能は Trusted Access の審査が必要です。Fable 5.1 に同等のゲートはありません。

定価ベースではコストはほぼ互角。本当の差は 272K の割増、computer-use の深さ、そしてどのベンダーのベンチマークを信じるかです。

自分のワークロードで試算する

両モデルとも定価は 100万トークンあたり $10/$50。効いてくるのはトークン構成・キャッシュヒット率・272K 入力をどの頻度で超えるかです。

よくある質問