2026年9月14日に公式ドキュメントで価格を再確認
0.025倍の読み出し価格は Fable 5.1 の価格行に明記(Mythos 5.1 と同等)で、期間限定プロモーションではない。他の Claude モデルは従来の 0.1 倍。
ライブ価格インデックスへClaude Fable 5.1 プロンプトキャッシュ(2026年9月)
Claude Fable 5.1 プロンプトキャッシュ料金ガイド
Fable 5.1 のキャッシュ読み出しは $0.25/1M トークン、入力単価の 0.025 倍——通常の Claude モデルが 0.1 倍なので一段安い。変更点・書き込み価格・実際のエージェント請求額を一気に解説。
要点
Anthropic 公式ドキュメント(2026年9月14日確認)で Fable 5.1 のキャッシュ読み出しは $0.25/1M トークン——Fable 5 の $1.00 から75%の値下げ。書き込みは 5分 $12.50/1時間 $20 のまま。5万トークンの安定プロンプトを20回読むセッションなら、読み出し合計は約 $0.24。DeepSeek V4.1 Flash のヒット $0.003 はさらに安いが、モデルクラスも価格帯も別物だ。
Fable 5.1 キャッシュ料金表
すべて 1M トークンあたり USD。倍率は基本入力 $10 基準。
| 課金項目 | 単価(USD / 1M トークン) | 入力単価比 |
|---|---|---|
| 入力(キャッシュミス) | $10.00 | 1x |
| キャッシュ書き込み(5分 TTL) | $12.50 | 1.25x |
| キャッシュ書き込み(1時間 TTL) | $20.00 | 2x |
| キャッシュ読み出し(ヒット)/ 更新 | $0.25 | 0.025x |
キャッシュ倍率はバッチ API の50%割引とも重複適用。1M コンテキスト全域で料金が平坦なため、長文による追加料金もない。
75%引きの中身
Fable 5.1 で唯一変わった価格——そしてエージェントの費用構造を変える一列。
読み出し $1.00 → $0.25
Fable 5 は標準の0.1倍($1.00/1M トークン)だったキャッシュヒットが、Fable 5.1 では0.025倍に。ヒット率を変えず、エージェント請求の最大ブロックが4分の1になる。
Fable 5.1 と Mythos 5.1 のみ
公式脚注が明確:0.025倍は両モデル限定、Opus 5 / Sonnet 5 は従来の0.1倍。「キャッシュ負荷が重いから旗艦を避ける」論理が崩れた。
いちばん得するのはエージェントループ
ツールラウンドごとに同じ大きなコンテキストを読み直すのが Claude Code 系の定石。入力の大半がヒットに変わると、実効価格は見出し価格ではなくヒット単価で決まる。
横並び:キャッシュ読み出し価格
価格カード上の同じ一列を並べる(1M トークンあたり USD と入力単価比)。
| モデル | キャッシュ読み出し | 入力単価比 |
|---|---|---|
| Claude Fable 5.1 | $0.25 | 0.025x |
| Claude Fable 5 | $1.00 | 0.1x |
| Claude Opus 5 | $0.50 | 0.1x |
| Claude Sonnet 5 | $0.20 | 0.1x |
| DeepSeek V4.1 Flash | $0.003 | 0.02x |
DeepSeek 行は通常時のヒット価格(ピーク $0.006)・書き込み料なし・自動プレフィックスキャッシュ。ただし $0.15/$0.60 級の Flash モデルで、Fable 5.1 とは能力帯が違う。両者の比較は専用ページで。
試算:20ラウンドのエージェントセッション
前提:安定プレフィックス 50,000 トークン(システムプロンプト+ツール定義+ドキュメント)、1回あたり出力 2,000 トークン、20リクエスト、5分 TTL を維持。
- キャッシュなし(Fable 5.1)
- $12.00
- キャッシュ利用(Fable 5.1)
- $2.86
- Fable 5 で同条件
- $3.58
- 読み出し列の合計(5.1)
- $0.24
上のレートで計算:$12.00 → $2.86(約76%削減)、うち読み出し列はわずか $0.24。同じセッションを Fable 5 の $1.00 ヒット単価でやると $3.58。トークン量に対して線形にスケールするので、計算機で自分の構成に換算してほしい。
キャッシュ有効化の方法
公式ドキュメント推奨の2パターン。
自動キャッシュ
リクエストのトップレベルに cache_control を一つ追加すると、会話の成長に合わせてキャッシュブレークポイントをシステムが自動管理する。チャットとエージェントループの推奨デフォルト。
明示的なブレークポイント
コンテンツブロック個別に cache_control を置き、キャッシュされるプレフィックスを細かく制御する。システムプロンプト・ツール定義・長文ドキュメントを分けて固定したい向き。
5分と1時間のどちらを選ぶ
書き込みは5分 1.25倍($12.50)、1時間 2倍($20)。ヒットごとにタイマーがリセットされる。読み出し $0.25 の今、1時間書き込みはヒット約2回で元が取れる。
各レスポンスの usage オブジェクトを確認:cache_creation_input_tokens が書き込み量、cache_read_input_tokens がキャッシュヒット量。請求書上でキャッシュの節約が見えるのも、この2つのフィールドだ。