2026年7月27日 検証済み
Windsurf で Claude Fable 5 を使う
他のツールはモデルと effort パラメータを与えますが、Windsurf は五つのモデルを与えます。違いは請求書に表れます。
結論
サポート済みで設定は不要ですが、モデル一覧はよく読んでください。Windsurf は Claude Fable 5 を effort レベルごとに五つの独立した選択項目として公開しており、Low から Max でクレジット消費は 2 倍以上になります。モデルではなく項目を選ぶ意識が必要です。無料プランでは Fable 5 に到達できません。
サポート状況
サポート済み。2026 年 7 月 27 日に Windsurf 公式のモデルドキュメントで検証しました。Claude Fable 5 Medium はセルフサーブのトークン料金表に、入力 100 万あたり $10、キャッシュ入力 100 万あたり $1、出力 100 万あたり $50 で掲載されており、Anthropic の価格と同じです。従来のクレジット制エンタープライズプランでは五つの項目が並び、Fable 5 Low Thinking が 40、Medium が 50、High が 70、XHigh が 80、Max が 100 クレジットで、いずれも現在はプロモーション価格と表示されています。同じモデルは Devin Desktop と Devin CLI でも利用できます。無料プランは SWE-1.6 に限定されます。
セットアップ
設定ファイルはありません。四つの判断はすべてモデルのドロップダウンと課金ページで行います。
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Cascade のモデル選択器を開く
ドロップダウンは Cascade の入力ボックスのすぐ下にあります。Windsurf のドキュメントは、現在利用可能なモデルと価格については IDE 内のモデル選択器を正とするよう案内しています。カタログもプロモーション価格もドキュメントより早く変わるためです。
- 2
モデルではなく effort 段階を選ぶ
Fable 5 の Low・Medium・High・XHigh・Max は五つの別項目です。クレジット課金プランではそれぞれ 40・50・70・80・100 クレジットです。Anthropic 自身の案内によれば、Fable 5 は低い effort でも十分な性能を発揮し、前世代モデルの xhigh を上回ることも多いため、Medium は妥協ではなく妥当な既定値です。
- 3
どの課金方式かを確認する
Windsurf のドキュメントは料金を三つに分けています。トークン単価で課金されるセルフサーブ、ACU で課金される新しいエンタープライズ、クレジットで課金される従来のエンタープライズです。effort ごとのクレジット数が掲載されているのは従来のクレジット方式のみで、Medium から Max へ上げるコストが見えるプランと見えないプランがあります。
- 4
自分のプランで BYOK が使えるか確認する
サードパーティのガイドでは、Free と Pro のアカウントは自分の Anthropic キーを設定でき、Teams と Enterprise は従量課金になるとされています。ただし 2026 年 7 月 27 日時点で、Fable 5 に関する BYOK を Windsurf 公式ドキュメントで確認することはできませんでした。保証された仕様ではなく、自分のアカウントで確認すべき項目として扱ってください。
落とし穴
effort をパラメータではなくモデルとして扱うことの帰結です。
Adaptive が必ず Fable 5 に振るとは限らない
Adaptive は Windsurf 推奨の既定で、プロンプトごとにモデルを選び、リクエスト単位の変動課金になります。多くの作業には適切ですが、Fable 5 の性能測定や挙動の切り分けをしたいときには不適切です。どのモデルが回答したのかトランスクリプトから判別できないためです。回答の帰属が必要な場面では明示的にモデルを選んでください。
会話途中で effort を変えるとキャッシュを失う
Anthropic のドキュメントによれば、解決された effort 値はプロンプトに描画されるため、変更するとキャッシュのブレークポイントが無効になります。これは従来の budget_tokens を変更した場合と同じ挙動です。Windsurf ではこれがスレッド途中の選択項目の切り替えとして現れ、軽い操作に見えて、蓄積済みのコンテキスト全体が入力の満額で再課金されます。
無料プランでは Fable 5 に届かない
Windsurf のドキュメントは、無料プランの利用者は SWE-1.6 のみ利用可能と明記しています。チーム導入を検討して Fable 5 を評価するなら有料席で行ってください。無料アカウントでモデル一覧が寂しいのは障害ではなくプラン上の制限です。
コストに関する注意
セルフサーブプランでは、Windsurf は Anthropic の価格をそのまま適用します。入力 100 万あたり $10、キャッシュ $1、出力 $50 です。従来のクレジット制では effort の段階が支出を左右します。同じモデルでも Max の 100 クレジットは Medium の 50 の 2 倍、Low の 40 の 2.5 倍です。Anthropic 自身が「Fable 5 は低い effort でも前世代の xhigh を上回ることが多い」と述べている以上、既定で Max を選ぶのは使わない余力に倍額を払うことになりがちです。なお Fable 5 のクレジット単価はプロモーション扱いで変更されうる点にも注意してください。
本当に十分な effort レベルを見つける
effort ガイドでは、各レベルがモデルの挙動をどう変えるのか、そして推測ではなく計測で選べるようスイープをどう実施するかを説明します。